ｺﾘﾝﾄ人への手紙第一10:14-11:1(31)

ｺﾘﾝﾄ人への手紙第一10:14-11:1(31)

31 こういう わけ で、 あなた がた は、 食べる にも 飲む にも、 何 を する にも、 すべて 神 の 栄光 を 現す ため に し なさい。

神の栄光を現すためにしなさい。英語では、do all to the glory of God.

神の栄光を現す、神様の栄光のためにすべてをしなさい（英語訳）とは、

どういう意味でしょうか。

当時の時代を描いた映画で、皇帝のために、ローマの栄光のために、という呼び声で、敵陣に突っ込んでいく勇敢なローマ兵たちをみたことがあります。

皇帝が願う戦争の勝利をし、皇帝がどれほど偉大な皇帝なのか、ローマこそ、どれだけ強い国なのかを、世に知らしめることで、皇帝やローマの栄光が現れるのだ。
多くの異邦の国々がローマに屈して、多くの異邦の人々がローマ市民になりたいと願い、そしてなることだ。その偉大なローマとその皇帝のために、自分たちはいのちを惜しまず、戦うんだという印象でした。

では、神の栄光とは何でしょうか。どのようにすれば、神の栄光が現れますか。

このコリント人への手紙において、パウロが伝えたかったのは、
１章1節にもあるように、「１ 神 のみ こころ により キリスト・イエス の 使徒 として 召さ れ た パウロ と、」

神様が願うのは、御子であり救い主イエス・キリストによって、多くの人々が救われることです。それは簡単なことではありません。御子イエス・キリストは自ら十字架につけられ死なれることで、その道を開きました。その弟子たちや使徒として召されたパウロを通してもわかるように、いのちをかけてやらないといけないことです。

食べるにおいても、飲むにおいても、何をしてにおいても、
私たちがすることにおいて、より多くの人が、イエス・キリストが治められる天の御国に入ること、主イエス・キリストを通してより多くの人々が救われるという神の御心、神の御力が、多くの人々に分かってもらうようにすることです。

ユダヤ人の律法や異邦人の偶像崇拝で救われません。
神様が願うのは、御子イエス・キリストによってのみ、神の栄光を現すことを願っておられるのです。

私がこの主イエス・キリストによる救いという神の栄光が現れる生活ができるように祈ります。