コリント人への手紙第一14:13-25
コリント人への手紙第一14:13-25
19しかし教会では、異言で一万のことばを語るよりむしろ、ほかの人たちにも教えるために、私の知性で五つのことばを語りたいと思います。
教会は多種多様な人々が集まる場所です。その人一人ひとりりに、
いろんな言葉や様々な表現で、説明すべきだと思いがちです。
教えるために必要なのは、神様がくださった知性をもって、五つのことばを語りたいと言っています。
知性とは、感情的ではなく、教える場所、相手、状況などの客観的な視野と判断をもって、という意味です。
そして、五つのことばとは?
相手に簡潔に正確かつ分かりやすく伝えることばという意味だと思います。
5W1Hというものがあります。「いつ,どこで,だれが,何を,なぜ,How」
そして、相手に簡潔に正確かつ分かりやすく伝えることを、使徒パウロは教えています。
福音は人間の頭や知識で理解できるものではないです。だから、たくさんのことばで、説明をしやすいです。それを聞いている相手も、ますますわからなくなりやすいです。
しかし、自分の知性をもって、自分が体験してきた福音を伝える一言には、
力があります。人の心を動かします。
福音を伝えるとき、必要なのは、一言の御言葉です。
私が一言の御言葉の力を信じて生きるように祈ります。