そうですね。その2
ね。
A日本人:この資料、読んでみた?
B韓国人:うん、読んだけど、文字ばかりで、わかりづらいね。
A:そうだね。
会話を「そうだね」で終わらせず。
そこで、一言:B韓国人:その通り。 (ね、つけずに。すると、会話がそこで完結)※仕事会話のコツ。
ここに書いているのは、日常生活の日本語会話ではない。
仕事上で、韓国人が自分の考え、自分の仕事、自分のことを
日本人に、誤解なく伝えるための内容である。
韓国人が仕事で日本語の上達道の一つ
「・・・ね。」「・・・よ」とかは使わないことが、上達の秘訣。
仕事上、日本語にかなり慣れている※1ときから
「ね。」を使ったほうがいい。
※1慣れているかどうかどう判断するか。
(仕事上の上の人から、あなたの日本語は、日本人よりうまいねと言 われたのは
上達の証し)
あ!もうひとつ。
「ね。」 は 手紙など、ちゃんとした文書には、できるだけ使わないこと。
その理由:
ね。は、上記でも話をしたように、同意なのか、同意だけど少し違うのかが、わかりづらくて、よっぽど、文章がうまい人でなければ、文章だけでは、誤解を 生む可能性が高いから。
また、どこかのタイミングで、上達者向けに「ね。」を使って、よ り正確に伝えられる日本語について書きます。
【ワンポイントメモ】
このサイトでは、仕事に使う日本語がテーマですので、
初、中級、上級者という表現は使いません。
仕事上で、日本語が上達しているのか、していないのかを
ご自分で判断して、読んで頂きたいです。
このブログでは、日本語文法を解説するところではありません。
あくまでも、学問的には日本語非専攻の韓国人が、日本の会社で2 0以上働きながら、
日本人社員を日本語で教育した経験を元に、学び、感じたことを
韓国人の目線で、独自の文法のような感じ方を整理し、書いた内容です。
韓国人社員が日本人と仕事する上で、よく間違い、よく誤解され、
仕事内容や仕事に対する態度さえも、評価されないことをこの数年見てきました。
私は今まで20年以上日本人にしか仕事を教えたことがないですが、
日本企業に働く韓国人が使う日本語が上達されることを願う
気持ちで書いています。
なので、決して日本語文法の学問的内容とは違うことを
ご了承くだ さい。
では、次回は、「よ」について書きます。
終助詞と呼ばれている(私は文法的にはよくわかりません)
韓国人が仕事上、もっとも失敗する「よ」についてです。