出ｴｼﾞﾌﾟﾄ記29:29-46

出ｴｼﾞﾌﾟﾄ記29:29-46

43その場所でわたしはイスラエルの子らと会う。そこは、わたしの栄光によって聖なるものとされる。
44わたしは会見の天幕と祭壇を聖別する。またアロンとその子らを聖別して、彼らを祭司としてわたしに仕えさせる。
45わたしはイスラエルの子らのただ中に住み、彼らの神となる。
46彼らは、わたしが彼らの神、主であり、彼らのただ中に住むために、彼らをエジプトの地から導き出したことを知るようになる。わたしは彼らの神、主である。

神様がなぜイスラエルを出エジプトさせたのか。
それはアブラハムとの約束を守るため。
では、神様がアブラハムと結んだ約束とは何か。
それは、アブラハムの子孫を夜空の星のように数多く増やし、そして約束の地カナン地に住まわせることです。
何よりもアブラハムを祝福とし、その子孫を祝福されることでした。

目に見える形としては、アブラハムの子孫イスラエル民が出エジプトされ、カナン地に住むことが、約束が守られ、祝福されたことになることです。
しかし、
神様が思っておられる、神様がイスラエル民に与えてくださる本当の祝福、主がイスラエル民が増えるまで400年以上も待ちながらも、
アブラハムと約束してくださった、真の祝福とは何かを、
今日の御言葉で教えてくださいます。

「45わたしはイスラエルの子らのただ中に住み、彼らの神となる。
46彼らは、わたしが彼らの神、主であり、彼らのただ中に住むために、彼らをエジプトの地から導き出したことを知るようになる。わたしは彼らの神、主である。」

神様のまことの祝福は、私たちの中に神様が住んで下さり、私たちの神となることです。
罪人である私たちの中に、神様がともにおられ、ともに住んで下さり、ともに歩んでくださり、ともに話し合い、ともに寝て、ともに食事をし、ともに起き、ともに働き、ともに勉強し、ともに休み、ともに笑い、ともに悲しみ、ともに喜ぶためです。
神様が私たちの主となり、私たちが神様の民となること、

この祝福を与えるために、イスラエルを出エジプトさせました。
この祝福を与えるために、イエス・キリストがこの世に来られました。
主に感謝します。
今日一日も、今週も、主とともに歩む祝福の日々を過ごすように祈ります。